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「師走」と「12月」

本記事は2008年12月1日に公開された記事の再掲載です。シッカリと冷え込んだ早朝(注;1)、何時もの様にお風呂に入り、熱めのお湯にドップリと浸かって、幸せな気分に。 すると、真っ暗な窓の外から、“ ピュ~、ピュ~ ”と云う木枯らしの音が忍び込んできた。 耳を澄ますと“ サラ、サラ、サラ ”と云う微かな音も…「もしかして、粉雪が舞っているのでは?」と思い、ソ~ッと窓を小開けにすると、街灯に照らされた道路には雪は見当...

「現代の日本語に関わる感想(11)」 合唱団での発音指導

一昨年の12月に「ベートーヴェン第九交響曲」のバスパートを歌い、それで10年くらい続けた合唱団への参加はやめることにした。ここで書くのはやめた理由ではなく、そこで気づいた外国語発音指導のこと。音楽専門家は発音指導が下手なのである。発声指導(美しく歌うこと)ではなく、「外国語を正しく発音すること」の指導が。私が経験したのは大阪市内のいくつかの合唱団でのことであるが、それが特に「劣った」例ではないと思うの...

「現代の日本語に関わる感想(10)」 演歌の中の暗号 「角巻き」と「古代文字」

先日、カラオケの場面に出会うことになった。歌われた歌の中のある単語、前から一応気にしていたのだが話題にすることをしていなかったもの、について周囲の人に質問してみた。それは「角巻き」である。歌では「真っ赤な角巻き、舞い込む雪の花」であったか、そんな風に出てくる。それで近くにいた人に「角巻きってなんだか知ってるの?」と訊いてみたのである。その場で角巻きを説明できる人はいなかった。大阪なんだからそれも当...

分離運動と言語

今、世界で二つの分離独立運動があることが報道されている。日本からは遠い地区だから報道も簡単で、緊急の話題とはされないのは良いとしても、やはり報道の中にあるべきなのに無視されている話題があるのが気になる。それは言語問題である。イラクからの分離独立運動を起こしているのはクルド人たち。彼らは、三つの全く異なった言語を持つ国々にまたがって居住しているということ、その言語問題が新聞でもテレビでも触れられない...

「現代の日本語に関わる感想(9)」ら抜き言葉の矯正(テレビの言語教育、その二)

いつ頃から慣習化したのか、テレビの画面には声と共にそれを文字化したテロップなるものが流れては消えて行く。そのテロップ、よく耳にする用語なのに元々は何であるのかと考えてみたら、見当がつかない。当てずっぽうに辞書を引いても分からないから例のごとく google のお世話になって、自分の無知に気づいて笑ってしまった。中身は書かない。関心ある人は自分でお調べ下さい。ここで書きたいことはテロップの持つ教育者的仕事で...

「現代の日本語に関わる感想(8)」ゼロの抑圧 (テレビの言語教育、その一)

日本のテレビ番組は、多分世界のどこでもあまり例を見ないようなやり方で言語教育を施そうと努力していて、実にこれが面白い。テレビの言語教育には別の話題もあるので、これは「その一」とする。すぐに気づくことの一つに「ゼロの抑圧」がある。数字を言う場合、現代の日本人が普通に使うゼロという用語はテレビではなぜか使われず、レイという言い方で表されるのである。NHKのみならず民間放送においてもアナウンサーやそれに準...

「現代の日本語に関わる感想(7)」 ウイルスと virus

ウイルスという語は、近頃ではもっぱらコンピューターに入り込んで破壊的工作をする仕組みを指すように使われていて、最初からそのための語であったかのように思っている人までいるようである。もちろん、本来はこれは病理学のために使われ始めた用語で、要するに細胞内に入り込んで様々な悪作用をする、細菌などよりももっと微細な生命体のこと、と理解している。コンピューター内での工作は細胞内のウイルスの行為と類似している...

「現代の日本語に関わる感想(6)」 天才増産国日本

天才という言葉を見聞きするたびにある危うさを感じる。そこにどの程度の意味を込めて使っているのかまず考えてよ、と言いたくなるのである。「天才」には和英辞典に genius という訳語が載っている。しかし現今日本で「天才」と呼ばれたり書かれたりする方々は決して genius ではない。genius と呼ばれる人は生涯を通じて超人的能力を発揮できる存在だから genius なのであって、当然その形容は本当に稀な人にしかつけられない。...

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プロフィール

札幌南高校を1963年に卒業した13期東京同期会の仲間の交流の場として2006年12月に開設



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